今回はα7Ⅳに数十年前に作られたレンズ、Nikon Ai-S Nikkor 85mm F2を付けて森林公園を訪れる。
ミラーレス一眼カメラを買ったら是非、やってみたいと思っていたオールドレンズを取り付けて写真を撮るって目標を実際にやってみた。
オールドレンズも検索すれば沢山あって、どのメーカーやサイズを購入するか迷いました。価格が比較的低く手に入りやすいのはペンタックスかニコンなのかなと判断して、今回は種類が豊富そうなニコン製の物を中心に物色しはじめましたよ。
Nikon Ai-S Nikkor 85mm F2 を購入。
人が両目で見たものと同じような大きさで撮影できるとのことで50㎜前後のレンズを探したのですが条件に合ったものが見つからず、日常のスナップを撮るのに良いみたいなことを何処かで読んだのであまり深く考えずに購入。条件は2万円以下でカビが無い物、レンズに大きな傷がないものですよ。
曇りやチリはともかくカビが有るのを分かっていて部屋に持ち込んで拡散してないか心配するのが嫌でした。
楽天市場で外観に傷あり、内部にチリ有りの物を購入。予算を数千円オーバーしてしまいました。
思っていたより小さく重さも314グラムでした。マグライトの光を当てて中を見るとチリは無数にありましたが曇りやカビらしきものは見当たりませんでした。リング類の動きも良さそう。
α7ⅣにNIKKORのオールドレンズを付けるためのマウントアダプター
Nikon Ai-S Nikkor 85mm F2をα7Ⅳに取り付けるにはマウントアダプターと言う道具が必要になります。
K&F Concept のニコンFレンズ/ソニーEボディ用 KF-NFE.Pをアマゾンで購入。4千円位でした。
色々なマウントアダプターが発売されているので迷いますが、ボディ側(SonyのEマウント)と取り付けるレンズ(NikonのFマウント)を間違わないように購入しましょう。
マニュアルでピントを合わせないといけませんが、これが馴れると楽しい。レンズのフォーカスリングや絞りリングの動きに問題の無い物を出来るだけ選びましょう。大抵問題が有れば記載してると思いますよ。
オレンジのラインがこのカメラによく合っている。
α7Ⅳに取り付けてみた
取り付けは簡単でしたがマウントを痛めないように優しくセット。
オールドレンズとマウントアダプターを付けた状態で撮影するのには「レンズなしレリーズ」が許可になっていることが必要です。α7Ⅳのメニューのシャッター/サイレントで確認できます。
マニュアルでピントを合わせるときに、すごく便利な機能「ピーキング表示」を入りにすることお勧めします。撮影がかなり楽になりますよ。ピーキング表示はピントが合っている部分を色で知らせてくれる機能でメニューのAF・MFの所で選択。ピントが合っている部分の色も何色か選ぶことが出来る。
メニューの撮影の下のほうの「手振れ補正」は入りを確認した後「手振れ補正設定」を選んで使うレンズの焦点距離を設定すると最適な手ブレ補正を使って撮影できるみたいです。
Nikon Ai-S Nikkor 85mm F2とカメラを持って出かける。
10月の良く晴れた日の午前中に森の中の大きな公園にやって来ました。
男性が写生をしていました。始めてのオールドレンズ、ピーキング表示のおかげで撮影は楽しくできました。
Jpg撮って出しです。古いレンズでもしっかり写ることに感動。ピントは難しいけどオールドレンズ、いいかも。
まとめ
Nikon Ai-S Nikkor 85mm F2 をα7Ⅳに取り付けて晴天の日に撮影したものを掲載しましたが、光が強くシャッタースピードで調節する場面が多々ありました。ISOはほぼ100以下の設定でF2で十分明るいです。
85㎜はやはり画角がやや狭くて大きな木や建物を全部写すのは少し苦労しましたよ。機会を作って50㎜や24㎜のオールドレンズも使って比べようと考えています。
古いレンズNikon Ai-S Nikkor 85mm F2とα7Ⅳの組合せでの写真撮影は、考えていた以上に綺麗で手軽に撮影することができ、時間を忘れるほど楽しい時間を過ごすせましたよ。
Nikon Ai-S Nikkor 85mm F2は1981年から販売されていて今回、購入したレンズも何十年も前に作られたものだと思いますが現行のカメラにその古いレンズを付けて写真を撮るのは不思議な気持ちで実に面白い。今後もお財布と相談しながら古いレンズを購入したいと感じさせてくれました。
少しコストは掛かりますが取り付けや設定は難しくないのでα7Ⅳにオールドレンズ、是非お勧めします。
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